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お知らせ

周囲に助けられての今〜あやさんの場合〜

 

こんにちは♪ 今回の「ぶっちゃけ乳菓子屋」は、ついに噂の(?)あの人が登場! そうです。親しみやすい笑顔とは裏腹に「裏ボス」という強そうなコードネームを持つ店主の妻・あやさんです。創業期から見守ってきた乳菓子屋について、愛を込めて語っていただきました。

 

新婚生活も乳菓子屋が最優先!

 

―乳菓子屋を始められた頃の思い出を教えてください。

 

あや
店主と私は、乳菓子屋がプリン屋からケーキ屋に変わる2ヶ月前に結婚したんです。まさに結婚生活と乳菓子屋の歴史が重なっている感じですね。結婚するまでケーキ屋さんがこんなに忙しいとは思わなかったので、オープン当初は本当に目が回りそうでした……(笑)

 

年々メニューが増え、お客様も増え、スタッフも増えてありがたい限りです。最初の頃はスタッフも少なく、営業時間も長かったので、ぶっちゃけ働きっぱなしだった記憶があります。その頃は2人ともアラサーで若かったですし、余裕もなくてケンカばかり! 振り返ってみると、お互い仕事のやり方に口出ししすぎていたのかもしれません。

 

今はそれぞれの役割、持ち場を理解できるようになり、パートナーとして少しは成長できているかな?と思います。

 

―これが本当のぶっちゃけ乳菓子屋ですね(笑) では、これまで一番苦労したことは?


あや

長女の出産後は、体力的にも精神的にも大変でした。クリスマスやホワイトデーといったイベント前は実家に預かってもらったり……。慣れてきてからは、子どもたちもベビーカーでお店に出勤してもらっていましたね。店主と交代でおんぶしながら働いた時期もあります。

 

次女を産んですぐに熊本地震が起こったので、そのときもてんやわんや。毎回、周りに助けられて何とか乗り切った感じです。もちろん今も子育て真っ只中なので、子どもと一緒にがんばっていこうと思っています。

 

 

 

―これまでに一番うれしかったことは?


あや

常連さんが気遣ってくださったり、優しいお言葉をかけてくださったり。心が通じ合う瞬間は、いつでも「ケーキ屋で良かったな」と思います。子どものことを気にしてくださる方や、差し入れを持ってきてくださる方もいらして、本当にありがたいです。それから、やっぱりリアルの店舗でもSNSでも「美味しかった」の声が一番うれしいですね。コメントをいただけると励みになります!

 

開店当初から季節ごとに手描きで作っている「乳菓子屋新聞」も、59号まで続けることができました。実は『お菓子の扉』がオープンするとき、乳菓子屋の姉妹店とは明かしていなかったのですが、手描きのチラシを見て「乳菓子屋と関わりがある」と気づいてくださったお客様がいらっしゃって! びっくりしましたし、とてもうれしかったのを覚えています。

今、明かされる(?)裏ボスの裏事情。

 

―裏ボスと呼ばれていますが真実は?


あや

とんでもないです〜! 全然ボスじゃないですよ〜! 怖くないので安心してくださいって書いておいてくださいね(笑) むしろ、表のボスにだいぶ振り回されていると思います(笑)

 

私自身の今後のチャレンジとしては、人材育成です。スタッフとの接し方・教育もいろいろ考えてやっていますが、教えるのが下手なのでまだまだ難しいですね。課題も山積みですので、ちゃんとした裏ボスになれるように努力したいと思います。

 

―これからの乳菓子屋を、どんなお店にしていきたいですか?

 

あや
お店の将来については店主がしっかり考えているので、同じ方向を向いてサポートしたいと思っています。個人的な思いとしては、規模が大きくなっても、今の乳菓子屋にあるアットホームな持ち味を大切にしたいと思っているんです。「いつもの接客といつもの味」でホッとしていただけるように、スタッフのみんなと一緒にがんばっていきたいです!

 

 

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