春から初夏、そして梅雨へ。今年も季節が移り変わり、ショーケースには涼しげなケーキが並ぶようになってきました。ということは…そう! 4月に入社した新入社員が、ぐんぐん成長する時期です。
今回は、2022年度の新入社員から2名をご紹介します♪ 一見まったく違う2人の共通点は…なんと製菓未経験ということ! 乳菓子屋では、専門学校や専門課程で学んでいなくても、お菓子を愛する気持ちとガッツがあれば、パティシエを目指せるんです。
2022年4月入社 ヤマシタさんより。
はじめまして。乳菓子屋に入社して洋菓子人になりました。ヤマシタです。もともとお菓子づくりに興味はあったんですが、仕事は地元の天草で探していて…。でも、自分が「ここだ!」と思えるようなお店で働きたかったので、インターネットで熊本のケーキ屋さんを検索しまくりました。入店を決めたのは、お店見学で食べさせてもらったパイシューがあまりにも美味しかったからです(笑)
お菓子づくりは完全に未経験・初心者。道具も材料もわからないところから、無我夢中の3ヶ月でした。ケーキづくりの工程は何もかもが新鮮で、没頭できる感じが良いです。先輩方とはスタート地点が違うので、人一倍がんばって何でも吸収しなきゃいけないと思っています。休日は趣味のカラオケやサウナでリフレッシュしながら、少しでもお役に立てるように頑張ります! お店で見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。
2022年4月入社 ウドウさんより。
個人的にケーキ作りをしたりパンを焼いたりするのはずっと好きでしたが、以前は建築図面に携わる仕事をしていました。ケーキ屋さんは、まったくの別業種ですね、ふふふ。実は、子育てが落ち着いたら珈琲とケーキの小さなお店をやりたいなと思っています。叔母が日田でガーデンカフェをやっていて、憧れの存在なんです。叔母からも、珈琲の淹れ方、お菓子づくりなど、少しずついろんなことを習っています。
今は販売からスタートしましたが、ゆくゆくは製菓にもチャレンジしたいと思っています。販売は学生の頃にしたバイト以来なので、ハラハラドキドキ! やっと慣れてきて、先輩スタッフに「何をすれば良いんですか」と聞かなくても良くなってきたので嬉しいです(笑) 乳菓子屋はDX化が進んでいて、ケーキづくりの手順など動画で共有できるようになっています。それを見ながら、パティシエを夢見てシミュレーションの日々ですね。休日はひたすら子どもの部活の送迎に明け暮れていますが、子どもたちもバウムクーヘンが大好き。「ホールで食べられちゃうね」って話しながら、甘いお菓子に癒やしてもらっています。
いかがでしたか? 高校を卒業して未経験の世界に飛び込んだヤマシタさんと、まったくの異業種から夢を抱いてチャレンジを続けるウドウさん。この2人がどんなパティシエに成長するか、温かく見守っていただけたら嬉しいです。