6/27(月) くまもとDXアワードの表彰式に出席してきました
※DXとは、デジタルトランスフォーメーションの略称で、「企業がテクノロジー(IT)を利用して事業の業績や対象範囲を根底から変化させる」ことです。(Wikipediaを参照)
今回は、熊本商工会議所さんが開催されている「くまもとDXアワード」に『店と人をつなぐDX』というタイトルで応募させて頂きました。(詳細はこちらから 受賞企業一覧はこちらから)
エントリー賞を受賞することができましたので、先日、表彰式に出席してきました。
ケーキ屋さんでDX?と思った方の為に、乳菓子屋の取り組みを紹介します。
「乳菓子屋」と「お菓子の扉」の2店舗を映像でつなぐ
数年前に2店舗目となる”お菓子の扉 ~私のガトーショコラ~”をオープンしてから、店舗間での情報共有が難しくなっていました。定期的な連絡はあるものの、同じ場所にいるスタッフ同士でするような「ちょっとしたやり取り」は難しい状況です。そこで、Zoomを活用して常につないだ状態にしました。まるで店舗同士がつながっているかのような状態で、コミュニケーションが取りやすくなりました。
製造工程の動画マニュアル化
新入社員が一人前のパティシエになるまで、教える側、教わる側の時間を合わせて教育したり、人によって教え方が違ったり、洋菓子店や乳菓子屋に限らず「教育」は大変だと思います。乳菓子屋では、製造工程を動画マニュアルにすることで、教わる側が自由に見ることができるので動画で予習した上で先輩社員への質問をしたり、教わったことを後から復習したりすることができるようになりました。また、同じ動画を見るので人よって教え方が違う、という問題も減りました。
お客様に美味しいケーキを届けるために
こういった取り組みも、お客様に美味しいケーキをお届けするための一環です。物価や人件費が高騰していく中で、どうしたら価格転嫁せずに美味しいケーキが作れるのか、今回は「店と人をつなぐDX」ということで行っていた取り組みがこのような評価をしていただいたことを嬉しく思います。今後も、色々とチャレンジしていきますので、応援よろしくお願いいたします。
乳菓子屋株式会社 代表取締役 佐藤憲史郎