オープン当初からあったスノーボールクッキーを改良して、乳菓子屋オリジナルの“サクほろ”クッキー「菓鈴」にリニューアルしたのは、今から7年前のこと。「乳菓子屋の焼き菓子の顔として大切に育てていこう」という思いから、ちょうど同じ頃に生まれた長女と同じ名前をつけました。
店主の父が丹精込めて育てた阿蘇・小国産のお米を挽いて米粉に。県産の小麦粉や小国ジャージー牛乳とブレンドして、さっくりホロホロの軽〜い食感に焼き上げています。お客様のアドバイスも参考にしながら、甘さ控えめ、素材の持ち味をしっかり感じられる優しい味わいにたどり着きました。3年前のリニューアルでは丸から四角に形を変え、より食べやすくサクサクの食感が引き立つように進化しています。
フレーバーは、みるく・ちょこ・お茶・きな粉の4種類。お茶には、益城町で茶園を営む『お茶の富澤。』さんの緑茶を使用しています。製造の効率化のため、種類を減らそうかな〜と思ったこともありましたが「やっぱりお茶が一番よね」「きな粉が大好き」などなど、常連様からの嬉しいお声が多くて減らせません（笑） これからも、少しずつマイナーチェンジを繰り返しながら、長く愛していただけるお菓子を目指していきます。