季節を先取りするケーキ屋さんのショーケースは、すっかり秋! いもくりかぼちゃetc.秋の味覚が目白押しの乳菓子屋です。さて、今回も乳菓子屋のスタッフが、お店の知られざる裏側やこぼれ話をぶっちゃけます! 何度か記事にも登場しているヒグチさんは「お菓子の扉」の店長さん。 店長抜擢から半年、最近の様子を聞いてみましたよ。
クオリティとコストの両輪を追い求めて。
―店長就任から約半年が過ぎましたが、どうですか?
ヒグチ
最初のうちはあたふたして、目の前のことをこなすので精一杯でしたが、少しずつ店舗運営にも慣れてきて、数日後、数ヶ月後のことを見通せるようになってきました。
―おぉ〜いい感じですね! 店長の自覚もバッチリですね。
ヒグチ
そうですね(笑)落ち着いてきたからこそ、店長としての責任はビシバシ感じるようになってきました。最近は材料の原価が上がっていますが、クオリティを落とさずにお菓子を提供したいので、無駄なコストを省いたり、ロスを減らせるよう計画を立てたり…店長という立場で考えていかなければならないので、毎日が試行錯誤です。
ディスプレイにハマってます!
―スタッフのみんなから、ヒグチ店長はディスプレイも超こだわっていると聞きましたよ〜。
ヒグチ
“超”と言えるかどうかは分からないですけど(笑)どうやったら商品が見やすく買いやすい売場を作れるか、考えるのも店長の仕事です。最近はオフの日も陳列に関する本を読んだりして、ちょっとハマっていますね。
―すごい! 例えばどんな工夫をしているんですか?
ヒグチ
まずは、焼菓子の強化です。しょうゆサブレとバウムクーヘンをしっかり打ち出したいなと思っていて、バウムクーヘンは大々的に売場を展開してみました。棚の奥からライトアップしてみたり、いろいろ考えてみてるんですけど…どうでしょう?
―良い! 確かに、手に取りたくなりますね〜。手前味噌ですが、私も熊本で一番おいしいバウムクーヘンだと思っていますので(笑)たくさんの方に知っていただきたいですよね。
ヒグチ
僕も、ふわふわの食感とシャリッとしたグレーズのバランスが最高だと思っています(笑) 生ケーキと焼菓子、どちらもしっかり情報発信していきたいです。以前は「ケーキがあることをなかなか知っていただけない」と悩んでしましたが、最近やっとご近所の皆様に認知していただけるようになって、とても嬉しいんです!
―それはよかったです。9月には5周年祭もありましたしね♪
ヒグチ
はい。たくさんのお客様にお越しいただき、とてもありがたいです。
―今、課題に感じていること、これからの目標はありますか?
ヒグチ
店長は現場と経営のちょうど中間の立場なので、常に「経営の一端を担っている」という責任を感じます。まずは、お客様がお菓子を召し上がった際、ご満足いただき、喜んでいただけるように。そして、また買いたい、誰かに贈りたいと思っていただけるようになれば、自然と売り上げもついてくると思っています。お客様に喜んでいただく一環として、イベントも企画していますが、難しいですね〜!
―今ないものを創り出す、まさに生みの苦しみですね。先ほどオフの日も勉強しているという話が出ましたけど、しっかり休めていますか?
ヒグチ
大丈夫です。入社と同時に始めた一人暮らしにも慣れてきて、楽しくなってきました! たま〜に、セキモトさんと飲みに行くんですけど、大体は僕の「お悩み相談会」になります(笑)仲間には本当に恵まれていて、同い年のミヤザキさんにも助けられています。
―スタッフ同士の絆が深いのは、よく知っていますよ〜^^
ヒグチさん、久しぶりのインタビューありがとうございました!
PROFILE
ヒグチ
入店3年目
おすすめのケーキ:バウムクーヘン輪菓歩