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店主について

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店主のひとりごと

ケーキ屋で、
よかった。

私が生まれ育ったふるさとは、
大自然に囲まれた阿蘇郡小国町です。
家の2軒隣に小国ジャージー牛を育てる厩舎があって、子どもの頃から小国ジャージー牛乳をゴクゴク飲んで育ちました。

時は流れて自然児だった私も大人になり、高校卒業後は調理師の道へ。
居酒屋やフレンチ、イタリアンレストランで料理の腕を磨きながら、デザート担当としてお菓子づくりの喜びに気づいたのは、この頃です。
「甘いものを食べている人の、幸せそうな笑顔が大好きだ!」
そんな自分に正直になろうと決心し、ケーキ職人へと方向転換。
福岡の有名店で4年修行した後、熊本でプリン専門店を開きました。

約2.5坪の小さなちいさなお店が、乳菓子屋のはじまりです。
「いつかは、色とりどりのケーキをショーケースに飾りたい」
夢に向かって、閉店後にチラシを配ったり、メニューを開発したり…
一人きりで奮闘する日々。そうこうするうちに生涯の伴侶を得て
二人三脚でケーキ屋『乳菓子屋』をオープンすることができました。

楽しそうにケーキを選ぶ、子どもたちのキラキラした瞳。
「おいしかったよ」の笑顔と弾んだ声。
大切な記念日を乳菓子屋のケーキでお祝いしてもらえること。
そんな場面を目の当たりにしたとき、今でも毎日
「ケーキ屋になってよかったな」と思います。
お客様にいただいた喜びを、少しでもお返しできるように
これからも“小さな幸せづくり”がんばります。